近年、ビジネスの現場で「ウェルビーイング」という言葉を耳にする機会が増えています。単なる「健康」や「幸せ」の概念にとどまらず、個人の充実した人生や、企業全体の持続可能な成長にも深く関わるキーワードとして注目されています。しかし、ウェルビーイングとは具体的に何を指すのでしょうか?人事やマネジメントに携わる方々にとって、この言葉の本質を理解することは、これからの人材戦略において欠かせない視点となります。
本コラムでは、ウェルビーイングの意味や構成要素、企業が取り組むべき理由や実践法まで、専門家の視点からわかりやすく解説します。
< このコラムでわかる3つのポイント >
1.ウェルビーイングの本質的な意味と企業が注目する理由
2.従業員のモチベーションや生産性向上に直結する実践施策の考え方
3.組織全体でウェルビーイングを推進するための具体的なアプローチ
Contents
ビジネスにおけるウェルビーイングの定義と重要性
近年、企業経営において「ウェルビーイング」の考え方が注目を集めています。ただの流行語ではなく、組織の持続的成長に直結する概念として理解することが求められています。
ウェルビーイングとは何か?
「ウェルビーイング(Well-being)」とは、世界保健機関(WHO)によると「身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること」と定義されています。単に病気がない、疲れていないという状態ではなく、「人が自分らしく、満たされた生活を送っている状態」を意味します。語源をたどると、「well(良く)」と「being(存在すること)」の組み合わせであり、直訳すると「良く在る状態」です。近年では、個人だけでなく組織全体の健康や活力、持続可能な働き方を示すキーワードとして、ビジネス文脈で多く使われるようになりました。
なぜ企業がウェルビーイングに注目するのか?
従来の経営では、業績や効率が重視されてきましたが、働く人々の幸福度やエンゲージメントの高さが、生産性や企業価値に直結するという研究結果が相次いで発表されています。これを受けて、多くの企業が人事戦略や組織文化にウェルビーイングの視点を取り入れるようになっています。
ウェルビーイングのビジネス的価値
企業がウェルビーイングを推進することで得られる価値は多岐にわたります。以下の表に整理してみましょう。
ウェルビーイングの推進効果 | 具体的な内容 |
---|---|
離職率の低下 | 従業員の定着率が向上し、採用コストも削減 |
生産性の向上 | 心身の健康がパフォーマンス向上を促進 |
組織文化の強化 | 心理的安全性が高まり、チームの信頼関係が構築される |
ブランドイメージの向上 | 社会的責任を果たす企業として評価が高まる |
今後の企業経営における「必須視点」
ウェルビーイングは一時的な取り組みではなく、今後の企業戦略の「土台」となる考え方です。人的資本経営やサステナビリティといった長期的視野を持つ取り組みと親和性が高く、企業の信頼性や競争力にも影響を及ぼします。
従業員のモチベーションを高めるウェルビーイング戦略とは?

社員のやる気や働く意欲は、企業の生産性や離職率に大きく影響します。ウェルビーイングを軸とした戦略を構築することは、モチベーションを高めるうえで不可欠な視点です。
ウェルビーイングがモチベーションの土台になる理由
従業員のモチベーションは、報酬や評価だけではなく、日々の仕事の「意味」や「満足感」、そして「自分が大切にされている」という実感に支えられています。ウェルビーイングの観点から職場環境や人間関係を整えることで、こうした心理的充足を実現しやすくなり、結果的に自発的な行動や責任感につながります。
目的意識を育む仕組みづくり
仕事の意味や目的を明確にすることは、モチベーションの源泉です。例えば、企業のビジョンと個人の目標を結びつけるワークショップや、定期的な全社共有ミーティングによって、「なぜこの仕事をするのか」「どのように社会に貢献しているのか」を実感できるようにします。目的意識を持てる環境は、従業員にとって仕事への納得感や誇りを育む重要な要素です。
成長機会の提供と認知の仕組み
成長実感が得られる環境は、従業員の内発的モチベーションを刺激します。研修やスキルアップ支援はもちろん、上司との1on1やキャリア面談で「自分は成長している」と実感できるようサポートすることが大切です。また、日常の小さな貢献に対しても適切なフィードバックや感謝を伝える文化が必要です。例えば、社内SNSで同僚の活躍を称える「ピアボーナス制度」など、承認の見える化は心理的充実感につながります。
心理的安全性と職場の人間関係
Googleの研究「プロジェクト・アリストテレス」でも注目されたように、心理的安全性の高い職場は創造性や生産性に好影響を与えます。自分の意見を安心して言える、失敗を恐れずに挑戦できる環境があるかどうかは、従業員の前向きな姿勢に直結します。ウェルビーイングを高めるためには、上司やチームとの信頼関係が重要な土台となるのです。
戦略の中核にウェルビーイングを位置づける
ウェルビーイングを単なる福利厚生の一環とせず、「人がいきいきと働ける環境づくり」を企業戦略の中心に据えることが求められます。従業員が「ここで働き続けたい」と思える職場を実現するためには、制度面の整備と同時に、企業文化の変革も不可欠です。
ウェルビーイングが企業の生産性向上に与える影響
ウェルビーイングは「個人の幸福」に留まらず、企業全体のパフォーマンスにも深く関係しています。ここでは、従業員のウェルビーイングが生産性に与える影響を探ります。
生産性の本質とウェルビーイングの接点
生産性とは単に「成果を上げる力」ではなく、投入したリソースに対してどれだけ効果的にアウトプットを得られるかという視点が重要です。この観点から見ると、従業員の健康状態や精神的な安定、良好な人間関係、そして職場への満足度は、すべて生産性に大きな影響を及ぼします。ウェルビーイングが高い状態では、欠勤や遅刻が減少し、集中力や判断力が向上し、組織全体の業務効率が高まることが、さまざまな研究で示されています。
データが示すウェルビーイングと生産性の関係
実際に、企業におけるウェルビーイングの取り組みが生産性にどう影響を与えるかを示す調査結果を以下にまとめます。これらのデータは、従業員の幸福や健康が単なる「福利厚生」ではなく、事業成果を左右する重要な要素であることを示しています。
調査機関・企業名 | 主な調査結果(抜粋) |
---|---|
Gallup社(米国) | 従業員エンゲージメントが高い企業は、生産性が21%高い傾向 |
経済産業省「健康経営銘柄」 | 健康経営を実践する企業は、売上・利益ともに上昇傾向 |
Deloitte調査(2020年) | ウェルビーイング施策導入企業の従業員は、満足度・業務効率が25%以上向上 |
精神的な健康と生産性の相関
精神的な不調は、直接的に業務のミスや遅延につながります。例えば、ストレスや不安を抱えた状態では、思考力や創造力が鈍化し、チーム内でのコミュニケーションも円滑に進みにくくなります。逆に、心理的に安定した従業員は、自主的に課題に取り組み、他者との協業にも前向きになります。こうした状態を保つことが、企業全体の生産性を底上げする鍵となるのです。
ウェルビーイング施策がもたらす「副次的効果」
ウェルビーイング施策は、直接的な生産性の向上だけでなく、間接的な効果も多数あります。例えば、職場の雰囲気が良くなれば、離職率が下がり、採用コストも軽減されます。また、従業員満足度が高まることで、企業のレピュテーション(評判)も向上し、優秀な人材の獲得につながります。
生産性の本質的向上には“人”への投資が不可欠
業務改善やIT化だけでは限界があるなか、人的資本への投資―すなわちウェルビーイング向上の取り組みは、長期的かつ安定した成果を企業にもたらします。生産性を向上させるには、人の働きやすさとやりがいを最大化する視点が必要なのです。
健康経営とウェルビーイングの関係性:企業が取り組むべき理由
「健康経営」は従業員の健康を経営的な視点から戦略的に捉える考え方です。ここでは、ウェルビーイングとの関係と、企業がなぜ積極的に取り組むべきかを解説します。
健康経営とは何か?
健康経営とは、従業員の健康をコストではなく投資と捉え、戦略的に健康支援を行う経営手法です。経済産業省も推進しており、「健康経営優良法人認定制度」などを通じて、その取り組みを可視化・評価する動きも活発になっています。健康経営では、身体的な健康だけでなく、メンタルヘルス、ワークライフバランス、職場環境の整備など、多角的なアプローチが求められています。
健康経営とウェルビーイングの重なり
ウェルビーイングは、「健康」の上位概念であり、健康経営の延長線上にあるとも言えます。両者は以下のような関係にあります。このように、健康経営を実践している企業は、比較的スムーズにウェルビーイング経営へと移行できる素地が整っているのです。
健康経営 | ウェルビーイング |
---|---|
身体的・精神的な健康に着目 | 健康に加えて、幸せ・社会的つながりも含む |
病気の予防・医療費削減が主目的 | 人の幸福と充実感を高め、組織を活性化させる |
衛生・安全管理、メンタル対策などの制度設計 | 組織文化、キャリア支援、心理的安全性も重視 |
健康支援が企業価値向上につながる理由
従業員の健康を支える取り組みは、直接的に企業価値を押し上げます。例えば、健康経営を推進している企業は、投資家や社会からの評価が高まり、「人的資本経営」としての姿勢を評価されやすくなります。また、従業員自身が「自分は大切にされている」と実感することで、組織へのロイヤルティが高まり、離職率の低下やエンゲージメントの向上にもつながります。
取り組み事例:成功している企業の特徴
健康経営に成功している企業の多くは、以下のような共通点を持っています。
- 経営陣が健康とウェルビーイングを「戦略目標」として明確に位置づけている。
- 人事部門だけでなく、全社的な横断組織が推進役を担っている。
- データを活用し、継続的に効果測定と改善を行っている。
- 福利厚生制度だけでなく、日常の働き方やコミュニケーションのあり方まで広く見直している。
ウェルビーイング実現への第一歩としての健康経営
健康経営は、ウェルビーイング経営の実現に向けた土台であり、第一歩です。身体・心・社会の健康を意識した施策が積み重なることで、より包括的なウェルビーイングの実現が可能になります。特にこれからの時代においては、健康と幸福の両立こそが、組織の強さの源泉となるのです。
企業がウェルビーイングを推進するメリットとその具体例

ウェルビーイングの推進は、従業員満足の向上だけでなく、企業全体にさまざまなメリットをもたらします。ここでは、その効果と具体的な実践事例について紹介します。
経営視点で見るウェルビーイングのメリット
企業がウェルビーイングを推進することによって得られるメリットは、単なる福利厚生の充実にとどまりません。実際には、次のような多面的な効果が確認されています。このように、ウェルビーイングは“コスト”ではなく、将来への“投資”であることが分かります。
メリットカテゴリ | 内容の概要 |
---|---|
離職率の低下 | 従業員が職場に安心感と価値を感じ、定着率が上昇 |
生産性の向上 | 健康で意欲的な従業員が増えることで、業務効率やパフォーマンスが改善 |
採用力の強化 | 「働きがいのある企業」としてのブランドが浸透し、優秀な人材を惹きつけやすくなる |
社会的評価の向上 | サステナビリティや人的資本経営に取り組む姿勢が、投資家や取引先から高く評価される |
創造性とイノベーション | 心理的安全性の高い職場環境が、従業員の自由な発想と挑戦を促進 |
企業事例1:パーソルグループ
パーソルグループでは、ウェルビーイングを「働くを楽しく」するための中核的概念と位置づけています。社内では、ライフイベントやキャリアの節目に応じた多様な制度を整備しており、従業員が自分らしく働けるような支援体制が整えられています。特に注目されているのが、仕事の意味や価値を可視化する「ウェルビーイングダイアログ」。上司と部下が月1回の対話を通じて、現在の状態を共有し、個々の目標や価値観に寄り添うことで、組織と個人の関係を強化しています。
企業事例2:サイボウズ
サイボウズでは、「100人100通りの働き方」を掲げ、柔軟な勤務制度と自己選択の自由を尊重する文化を築いています。ウェルビーイング施策の一環として、フルリモート勤務や副業制度、家族参加型イベントなどを導入。結果として、社員のエンゲージメントが高まり、離職率の低さでも知られています。また、同社は心理的安全性の向上にも力を入れており、「チームワークあふれる社会をつくる」というビジョンに向けて、個人と組織が共に成長する風土が育まれています。
自社導入のためのヒント
他社の成功事例に共通するポイントは以下の通りです。ウェルビーイングを本気で推進するには、制度だけでなく「文化」の醸成が不可欠であるという点も見逃せません。
- 経営トップがウェルビーイング推進の旗振り役であること
- 「従業員の声」をもとに制度設計・改善が行われていること
- 働き方の柔軟性と心理的安全性が確保されていること
- 短期的効果よりも、中長期的な視点での定着と継続を重視していること
多様な働き方を支えるウェルビーイング施策の導入法
多様な働き方が当たり前となった現代、企業は柔軟性だけでなく「働きがい」を提供する必要があります。ここでは、ウェルビーイングの視点から施策を導入する方法を解説します。
働き方の多様化が進む背景
テレワーク、副業、時短勤務、フレックス制度など、働き方の選択肢がかつてないほど広がっています。少子高齢化や価値観の多様化、テクノロジーの進化などがこの変化を後押ししています。こうした時代において、働く人が自分のライフスタイルに合った働き方を選べることは、ウェルビーイングを高める重要な要素です。「いつ・どこで・どのように働くか」を主体的に選べる環境は、満足度と生産性を高める鍵となります。
ウェルビーイング施策導入のステップ
1. 現状の課題把握と従業員ニーズの収集
まず取り組むべきは、現状の制度が従業員の多様なニーズに対応できているかを把握することです。アンケートや1on1、社員ヒアリングを通じて、働き方に対する要望や不満を明確にし、改善点を洗い出します。
2. 柔軟な制度設計
ニーズを把握したうえで、働き方の選択肢を拡充する制度を設計します。例えば以下のような制度は、ウェルビーイングの観点から効果が高いとされています。
制度名 | 内容 |
---|---|
フレックスタイム制度 | 勤務時間の始終業時刻を自由に設定できる |
リモートワーク制度 | オフィス以外の場所でも業務を遂行可能にする |
副業許可制度 | 社外での活動を許可することで、スキル拡張や自己実現を支援 |
キャリア自律支援プログラム | 自己学習やスキルアップのための補助、外部研修参加費の支給など |
3. 運用と定着に向けた工夫
制度は導入するだけでなく、実際に「使われる」ことが重要です。制度を利用しやすくするための周知活動や、利用者の声を制度に反映するPDCAサイクルの構築が欠かせません。また、マネジメント層に対しては「多様な働き方への理解と対応」をテーマにした研修も有効です。
ウェルビーイングと多様性の融合がもたらす未来
多様な働き方を支える施策は、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)と密接に関係しています。従業員一人ひとりの価値観やライフスタイルを尊重することは、組織全体の心理的安全性や創造性を高める土台になります。ウェルビーイングの向上は、個人にとっての「幸せな働き方」を実現し、企業にとっては「持続可能な成長」を生む戦略的要素であるという認識が今後ますます求められるでしょう。
ウェルビーイングがリーダーシップに与える影響と育成方法
組織を牽引するリーダー自身のウェルビーイングが保たれているかは、チーム全体の健全性と成果に大きく影響します。ここではその関連性と育成の具体策を解説します。
リーダーのウェルビーイングが組織に与える影響
リーダーの感情や行動は、部下に大きな影響を与えます。リーダー自身がストレスを抱え、心理的に不安定な状態にある場合、チームの雰囲気もギスギスし、メンバーのモチベーションや生産性に悪影響を及ぼします。逆に、リーダーが自らのウェルビーイングを保ち、落ち着いた思考と行動ができる状態であれば、信頼や安心感をチームにもたらし、心理的安全性の高い組織づくりにつながります。
ウェルビーイング型リーダーの特徴
ウェルビーイングに配慮したリーダーは、次のような特徴を持ちます。これらは、リーダーシップの「あり方」そのものを変える要素であり、従来の管理型から支援・共感型への転換を意味します。
特徴 | 解説 |
---|---|
感情の自己認識とコントロールができる | 自分のストレスや感情の変化に敏感で、冷静に対処できる |
部下への共感力が高い | 相手の立場を理解し、思いやりを持って対話ができる |
心理的安全性を優先する環境づくりができる | 部下が安心して意見を言える文化を育む |
目的と意味を共有できる | 組織のビジョンと日々の業務を結びつけ、納得感を持たせる |
持続可能な働き方を自ら実践している | 過度な残業をせず、ワークライフバランスの模範となる働き方をしている |
育成に必要な3つのアプローチ
- 自己理解を深める内省の機会
リーダー自身が自分の感情や行動の傾向を理解することは、ウェルビーイングを高める第一歩です。セルフアセスメントツールやコーチング、定期的な振り返りの機会を通じて、自己認識を深める取り組みが有効です。
- 共感力と対話力の強化
部下との信頼関係を築くには、傾聴と共感の姿勢が欠かせません。リーダー研修においては、EQ(感情知能)や対話力、心理的安全性に関する実践的なトレーニングを取り入れることで、実務に活かせる力が育ちます。
- リーダー自身のウェルビーイング確保
まずはリーダー自身がウェルビーイングを体現する存在である必要があります。十分な休息、働き方の見直し、メンタルヘルス支援など、リーダーの心身の健全さを企業としてサポートする体制も必要です。
ウェルビーイングリーダーが組織を変える
ウェルビーイングを実践するリーダーの存在は、組織全体に好循環を生み出します。リーダーが「人を動かす」のではなく「人が動きたくなる環境をつくる」ことに意識を向けることで、メンバーの自律性や創造性が育まれ、組織全体のパフォーマンスも高まっていくのです。
まとめ
ウェルビーイングとは、単なる健康や幸福を指すだけでなく、身体的・精神的・社会的に良好な状態がバランスよく保たれていることを意味します。近年では、企業における重要な経営テーマとして注目を集めており、従業員のモチベーション向上や生産性、離職率の改善など、さまざまな面で効果を発揮しています。また、健康経営や多様な働き方、心理的安全性など、組織が取り組むべき課題とも密接に関連しています。
本コラムでは、ウェルビーイングの基本的な意味や定義から、企業が実践できる具体的な施策までを幅広く紹介しました。これからの人材戦略において、ウェルビーイングを重視することは、単なる福利厚生の充実を超え、人的資本の最大化と競争力の向上につながります。自社に適した取り組みを模索し、持続可能な組織づくりを目指す上で、ぜひ今回の内容を一つの参考にしていただければ幸いです。
監修者

- 株式会社秀實社 代表取締役
- 2010年、株式会社秀實社を設立。創業時より組織人事コンサルティング事業を手掛け、クライアントの中には、コンサルティング支援を始めて3年後に米国のナスダック市場へ上場を果たした企業もある。2012年「未来の百年企業」を発足し、経済情報誌「未来企業通信」を監修。2013年「次代の日本を担う人財」の育成を目的として、次代人財養成塾One-Willを開講し、産経新聞社と共に3500名の塾生を指導する。現在は、全国の中堅、中小企業の経営課題の解決に従事しているが、課題要因は戦略人事の機能を持ち合わせていないことと判断し、人事部の機能を担うコンサルティングサービスの提供を強化している。「仕事の教科書(KADOKAWA)」他5冊を出版。コンサルティング支援先企業の内18社が、株式公開を果たす。
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